熊本の生活者実態調査～消費の志向と行動を徹底解剖！～

はじめに

　当研究所は、過去20年以上にわたり、熊本県内在住者を対象とした「消費予報調査」を行ってきたが、昨今の環境変化や価値観の多様化を踏まえ、今般質問内容を大幅に改定した。本調査で、熊本県民の消費行動や消費志向の実態を探った。

１．支出動向
　まず、今後1年間での世帯の支出動向について尋ねた。全体では、「増える層」が39.7％、「変わらない」が45.1％、「減る層」が15.2％となった図表1）。年代が上がるにつれ、「増える層」が少なくなる傾向となった。

調査対象：熊本県在住の20歳以上の男女
調査期間：2025年10月10日～10月17日
調査方法：調査会社登録モニターへのインターネット調査
有効回答：2,071人

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