No.501 連載第3回 農山漁村地域の課題解決に向けて~スマート農機による農山村の課題解決支援~

1.官民共創マッチング事業

 農林水産省の令和7年度農山漁村振興交付金事業の一環として、株式会社 Ridilover は全国10地域で官民共創による地域課題解決の仕組みづくりを推進しています。熊本県では当研究所が中間支援組織として事業運営を担い、自治体や企業と連携し、人口減少や高齢化など多様な課題への対応を支援しています。2025年9月の事業説明会には多くの団体が参加し、現場の課題や技術提案について活発な意見交換が行われました。

2.スマート農機・IoT技術の導入に向けた事例

 説明会後の2025年10月、熊本市植木町の「道の駅 すいかの里植木」にて、すいか生産者を対象とした農業ハウスモニタリングサービス「健農くん」の実演説明会[写真1],[写真2]を開催。本取組は、前述の農林水産省の事業の一環として、セイコーインスツル株式会社の協力のもと実施したものです。行政の立場から、熊本市役所も参加し、導入可能性や課題解決への貢献度など、さまざまな立場から意見や感想が交わされました。

3.官民共創による持続的な地域活性化

 実験や意見交換の場を通じて、自治体と民間企業の連携が広がり、地域課題に対する具体的な解決策を模索する動きが広がっています。現在、自治体と民間企業が連携し、農業の効率化や地域資源の活用など、多岐にわたる分野で10件のマッチング案件を進めています。当研究所は、今後も自治体(課題)と民間企業(解決策)を結びつける中間支援組織として、農山漁村の課題解決と活力ある地域づくりを後押ししていきます。先進的なソリューションや新しい発想を共有し、マッチングする場があります。関心のある自治体や企業の方は、ぜひ当研究所までご連絡ください。

会員サイト(Actibook)へ

会員登録はこちら