No.505 「セミコン・ジャパン」訪問記

1.半導体関連の1,200社・団体が出展

 半導体の国際展示会「セミコン・ジャパン」が2025年12月17~19日、東京ビッグサイト(東京・江東)で開かれました。半導体関連の約 1,200 社・団体が出展。TSMC 子会社で菊陽町に半導体工場を構える JASM の堀田祐一社長や、先端半導体の量産を目指すラピダスの小池淳義社長らがイベントに登壇し、日本の半導体産業の再興をテーマに講演しました。

2.日本の半導体産業の再興がテーマに

 19日に開かれた「世界に貢献する日本の先端半導体戦略」と題したイベントでは、経済産業省の野原諭商務情報政策局長が、日本の半導体戦略の進捗と今後の展望について説明。TSMC の熊本誘致やラピダスの支援などを通して「日本の半導体産業を基幹産業として復活させる」と強調しました。JASM の堀田社長は、熊本工場における水資源管理やリサイクルの取組みを紹介し「世界をリードするサステナブルな経営活動に邁進する」と述べました。ラピダスの小池社長は「人類を幸せに豊かにする半導体を必ずつくる」と決意表明しました。

3.熊本県や県内企業のブースも

 「セミコン・ジャパン」には熊本県もブースを出展 (写真1)。サイエンスパーク構想や工業団地を紹介するパネルなどを設置し、投資先としての魅力を訴えていました。また県内に拠点を置く企業 5 社(九州エフ・シー・シー、熊防メタル、構造計画研究所、平井精密工業、メイビスデザイン)、くまもと半導体グリーンイノベーション協議会も県のブースにコーナーを設け、技術力などをアピールしていました。県内企業では平田機工も単独でブースを出展(写真2)。ウエハー搬送装置のデモ機を展示し注目を集めていました。

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